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私たちのほとんどが、初めて歌った日のことを覚えていないと思えるくらい、物心ついた時には生活の中に当たり前にあった「歌」。

その気になればいつでも出来る行為で、ある人にとってはすごく簡単で楽しめるものなのに、ある人にとってはかなりの苦手意識・苦痛を感じる対象であり、練習して上達しようとしてもさほど変化しないまま(もしくは練習の方法もわからないまま)、コンプレックスを年々強く感じてしまうもののようです。

こんなに身近な存在なのに

なぜ、上手い・下手の差が出てきてしまうのでしょう?

自分は歌が上手いと感じている人・音痴だと感じている人それぞれに、なぜそうなったか思い当たる理由を質問してみると興味深い結果が出てきます。


ケース1 ケース2 ケース3

上記の例のように、歌が上手くなるのに有効だと思われている条件を、歌が下手だと悩む人も経験している場合がかなり多いのです!

特にケース2の歌や音楽を普段からかなり聴いているのに、歌が上手くならないという話は良く聞きます。

小さい頃にピアノ・ギター楽器などの楽器を経験した人ほど歌が上手くなるという例も確かにあるのですが、楽器を長年やっていても自動的に歌が上手くなる訳ではないので、楽器は弾けるのに歌えないという方も多いです。

そしてケース3のように、真面目な方ほど歌を何度も聞いて練習してくださるのですが、練習しても少しの変化しか感じられずに落ち込んだり、もっともっとと頑張り過ぎて喉を痛めてしまう話も良く聞きます。

無理にやり過ぎて、良くないクセを助長してしまうこともあるようです。

せっかく時間とエネルギーを使って努力してくださっているのに、満足いかない状況に陥ってしまうのはすごく残念で勿体ないことです。

また皮肉なことに、特に努力も練習もしていない様子なのに歌が上手い人がいるということも事実です。

そういった状況を見聞きしてしまうと、「やはり才能なのか」とガッカリしてしまいたくなりますが、

生まれつき歌が下手だった人が、練習で上手くなった例は数多くあります!

プロの歌手でも、キャリアが長くなるにつれてデビュー当時より更に上手になっていく人が多いですよね?

アマチュアからプロに至るまで、様々なレベルにおいて練習を重ねることで以前よりも上手くなっていく人がいる以上、

歌を上達させる方法は確かに存在する

ということです。

また、上記のケース1・2・3で、歌が上手い人も下手だと悩む人も共通した経験をしている例や、過去に音楽教育を受けた訳でもなく、特に猛特訓したわけではないのに歌が上手い人も存在するという例をご説明しましたが、これは以前どんな体験をしていたかが歌の上手い下手を分ける訳ではないということを理解しやすいと思います。

体験そのものに意味があるのではなく、何かを経験する過程でどんなことを感じ、気づけているのかが実は大切です。

特に練習していないのに上手くなる人がいるというカラクリはここにあります。

声を出すという体験をただ重ねるだけだと、発声の経験値のみは増すかもしれません。しかし、普段無意識で話している声がある日突然変化しないのです。

声を出しながら「あ、今いい声出たかも。響いてる感じがする!もう一回さっきのように声を出してみよう!」と感じられる人は、より良い声を獲得できる可能性が格段に高まります。

もしくは、「今の声は喉がざらっとしたかも。不快だから違うイメージで出してみよう!」と気づけると、良くない発声を避けられるかもしれません。

練習して上手くなる人、特に練習しなくても歌が上手くなる人がいたりと、上達の過程において辿る過程は様々ですが

歌が上手くなっていく人たちが感じていることは共通しています。

「今自分に何が起こっているの?」
「これはいいの? 悪いの?」

など、自分が体験していることが良い結果につながるようなモードになっているのです。

この姿勢が身に付いてしまえば、放っておいても上手くなっていくので、歌を上手くなっていく人が感じていることを、感じられる状態になっていくことが変化・進化の鍵になるわけです!

裏を返すと、ここが変わらないと最高で現状維持になってしまいます。
もし、音痴がいつまでも治らないのであれば、現状維持をし続けているというだけなのです。

歌に限らず、何にでもいえることですが現実(結果)が変わらない感じ、もし変えたいのであれば、「維持」することをやめ、変化していくことを選びましょう!

これこそ、NO MORE精神ですね!(笑)

変化するためには、今までと同じ考え方・感じ方を一度忘れ、新しいものを試してみる必要があります。

アウトプットを変えるには、インプットからということですね!

音痴を克服する方法は確かにあります。それを活かせる自分になっていけば自ずと結果はついてきます!

ここまで読んで、音痴を克服できそうかも?と希望を持ってくだされば嬉しいです。


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